【村内に家を建てた話】
昨年(2017年) の10月に建てました! でも、念願のマイホームっていうよりは、子どもたちと一緒に過ごすための「箱」として建てた感じ。村には保育所と小中学校はあるけど、高校がないので、この子たちと濃い時間を過ごせるのが、大体あと10年くらいと考えたときに、日常を少しでも豊かにしたいなって思って。
【実際に村で子育てをしてみて】
自分だけが教育者じゃないって感じがする。家族だけじゃなくって、村の人みんなに子育てを見守ってもらってるっていう感覚かな。筍の皮を剥いだり、きゅうりの害虫を取ったり。そういう環境が身近にある。お母さん同士の情報交換もできるし、何かあったら周りにいる先輩ママに聞くことができるしね。保育所に入るまでは"ひよこくらぶ(※)"があるから、家に引きこもらずに出かけるきっかけにもなるし! (笑)
※ひよこくらぶ
保育所に入るまでの赤ちゃんとお母さんの集いの場。
週1回程度集まって、皆でお茶を飲んだり、お話をしたり。
お母さんたちの貴重な情報交換の場になっている。
馬路村の子育て支援策は
こちら。
【村での教育】
保育所や小学校も人数が少ないので一人ひとりにきちんと目が行き届いて、何かあれば保育の先生が声をかけてくれる。小学校では保育所の先生の授業参観日もあって、保育所の先生が「元気にしてるかなー!?」って小学校まで様子を見に来てくれる。
【移住を検討中の方に一言!】
最初は何もかもが目新しく、戸惑ったりすることもあると思うけど、村の便利なところも不便なところも楽しめるくらいになるまで日々を大事に暮らしてみると、だんだん図太くなってくるはず! (笑) 人付き合いは避けられない村社会だけど、ちょっと勇気をもって、ずんずん足を踏み入れてみてもいいかも。居心地の良い「輪」がいつかできると思います。