★先輩移住者の声 山﨑 美穂さん
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★先輩移住者の声 山﨑 美穂さん

移住コンシェルジュ 山﨑絵美
「ゆとりにフォーカス! 」第4弾は演劇!
魚梁瀬ふるさと劇団杉ぼっくりのメンバー、山﨑美穂さんにお話を伺いに行ってきました!

プロフィール

山﨑美穂さん

魚梁瀬地区在住
1988年、結婚を機に田野町から馬路村魚梁瀬地区に移住。現在はレストラン杉の家や里親、一般事務など、たくさんの仕事をこなすパラレルワーカー。魚梁瀬ふるさと劇団杉ぼっくりで女優として活躍中。

インタビュー

設立の経緯

山﨑
今回は、魚梁瀬ふるさと劇団杉ぼっくりの初期メンバー、山﨑美穂さんにお話を伺いたいと思います。はじめに、杉ぼっくり設立の経緯を教えて下さい。

美穂さん
まず、発足は平成15年。きっかけは山村留学の元劇団員の人。本当に女優さんみたいな人。みんなで飲みゆう時に、ええやん! やろうやろうってなって。あとで会った時に「え? 本当にやるの?? 」というのがスタートでした。

初めての公演

山﨑
飲み会あるあるですね! 初めての公演はいつでしたか。

美穂さん
発足した年の子ども会のクリスマス会。当時、山村留学に来てた中学生の女の子が脚本を書いてくれました。今じゃ考えられないけど、お酒一切なしのまじめな公演でした(笑) そこから枝葉が広がって、徐々に村内行事でも呼ばれるようになりました。現在は7人+αで活動しています。

出張公演

山﨑
そうなんですね! 杉ぼっくりと言えば、飲み会の席を盛り上げてくれるイメージだったので、意外でした。ちなみに、村外でも活動したことはありますか。

美穂さん
近隣の田野町、奈半利町、北川村……。それから、高知市も1回。津野町にも呼ばれたことがあります。そうそう、キャンプ場に泊まっていた人がフェスティバル魚梁瀬を見に来てくれて、「いや、あんなが私らの婚礼でやって!」って言われて。徳島県まで行きました(笑) 演目はその2人を主役にしたオリジナルの寸劇を。結婚式をしているところに新郎の元カノが来るという話を披露宴でやっちゃいました。

続けられた理由

山﨑
披露宴で(笑) ところで、団員の中には、お子さんがいらっしゃる方もいますが、それでも今まで続けることができたのはなぜでしょうか。

美穂さん
やっぱり楽しいからじゃないかな。団員の中には、練習に子どもを連れてきて、子ども片手に歌う人もいました。かくいう私も、息子が中3の時に一緒に出演しています。劇ではなく歌謡ショーの中で、息子のギターをバックに歌うんですが、来年の春には進学で村を出ていくと思うと、もう練習から泣けて泣けて(笑) ちなみに、その時の曲は森山直太朗さんの「さくら(独唱)」でしたねぇ。

最後にアドバイス!

山﨑
親子共演もされたんですね。最後に、移住検討中の方にアドバイスをお願いします!

美穂さん
不便なこともあるけど、買い物なんかは、今はインターネットがあるから何とかなるんじゃないかな。地域での生活は、その人次第のところもある。けど、なんでもやる気さえあれば楽しくできらあね。しんどいときもあるかもしれないけど、楽しめる何かを見つけてくれたら、やりやすいところなんじゃないかなと思います。

ありがとうございました!

山﨑
ありがとうございました!

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