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先輩移住者の声 上治 純平さん

移住コンシェルジュ 山﨑絵美
今回は「仕事にフォーカス! 」ということで、第1弾は株式会社エコアス馬路村で働くUターン移住者、
上治純平さんにお話を聞きに行ってきました!

【プロフィール】

株式会社エコアス馬路村 上治 純平さん
2008 年、馬路村馬路地区に奥さんを連れてU ターン移住。
3 人のお子さんにも恵まれ、現在、生まれ育った村で林業に携わっている。

【馬路村の林業とエコアス馬路村設立の経緯】

昔、馬路村には営林署が馬路と魚梁瀬の2か所にあって、これは全国でもすごく珍しいことでした。馬路村の林業=国有林の仕事という感じで、ずっと黒字でしたが、木材価格の下落もあり、伐っても赤字になってしまって。林野庁から営林署の統廃合という政策が打ち出されました。"もう何年かしたら旧営林署で働いていた世代がいなくなる"となった時に国有林の仕事の受け皿になりつつ林業の後継者の育成の場ということで、馬路村が出資してできたのが、第3セクターのエコアス馬路村。"山師育成所"みたいなのが設立当初の姿です。

【実際に村で林業をしてみて】

山も平地だけじゃなくて急斜面もあれば、木も右向いちゅう、左向いちゅう、曲がっちゅう。二股って言って2つに分かれてると思ったら上で複雑になっちゅうとか(笑) 木も1本1本違うもんなんですよ。それをただ伐って倒せばいいというものではなくて、安全方向、かつ木材として出せるところに倒さないといけない。重心が向いてるほうに倒すのは簡単だけど、狙った方向に倒すのは技術が必要なんですよ。

【山師としてのやりがい】

木が狙ったところにバシンと倒れたときは気持ちいい。できると"楽しいな"と思いますよ。暗かったところに光が入って、ええ木と木の距離感、"きれいな山になった、いい仕事したな"っていうのがすぐ目で見てわかる。伐るだけじゃなくて、植林だったらそれが成長していくのが年々わかるわけですよね。植えたとき30~40センチくらいだった苗木が、1年ぶりに下刈りに行ったら1メートルくらいになるわけです。自分の子どもが成長していくみたいに、順調に成長してくれていたらうれしいなと思いますね。

【最後に一言!】

"小さな積み重ねをちゃんとしてきなさいよ"という言葉が僕の人生ですごく頭に残っていて。山で木を伐るときもこの木だけでどうこうではなく、その1本だけでなく山全体を見て、コツコツやっていく。それから、とにかく人をよく見る。それいいなあというのは頂戴する。あの時こうやってやったらこうなった、とか。自分の中に取り込んで自分なりにアレンジしてもらえたらええなと思います。