★移住者の声 平瀬奨馬さん
Top > ★移住者の声 平瀬奨馬さん

★移住者の声 平瀬奨馬さん



移住コンシェルジュ 山﨑絵美


「ゆずの栽培」馬路村地域おこし協力隊として、馬路地区で活動してくれている平瀬さんにお話を伺いました。仕事内容は、馬路村農協とゆず農家などで営農実習をし、ゆず栽培等のノウハウを学んでもらっています。



馬路村に移住しようと思ったきっかけは何ですか。

オーストラリアでのワーキングホリデーの時に世界ではいろいろな農薬を使っている作物を食べていることを知りました。自分たちがどのような物を食べているのかという事、野生動物も食べないような作物を食べていることを知り、安全安心なものを作りたいと有機農法に興味をもちました。
働きながら有機農法を学べるところに行きたいと思っていたところ、日本に帰るタイミングになりました。その時にいろいろ調べていると、馬路村が有機農法に取り組んでいることを知り、タイミングよく地域おこし協力隊の募集を見つけ応募しました。

実際移住してみて、仕事や暮らしはどうですか。

仕事や暮らし、全体的に色々な面でよいことがたくさんあります。
仕事は知識しかなかったですが、実際経験して分かることが多く、分からないことがあっても教えてくれる人がすぐ周りにいることがありがたいです。農協・生産者さんから生の声を聞き、ここで経験してみないと分からないことや、経験が積めることが素晴らしいと思っています。
また、住んでいる場所が自然に囲まれていることがすごくうれしいです。自然が大好きなので。
困ったことは、買い物ですね。コンビニがないのは、物足りないけど節約ができます。使うお店がないことで無駄使いはしなくていいかなと思います。食費を抑えたいけど村内では食品は少し高いので、村外まで買い物に行きます。車で30分以上かかるので、買い物の時にはまとめ買いをします。

今、楽しいことはなんですか。

友達ができたことが大きくて、村では同じ歳くらいの仲間がいて助かっています。コロナの影響がなければ、村の人たちとの関りもたくさんあったと思いますが、逆に少人数での関わりが持てたことがよかったことの一つです。馬路村は20代から30代の人も多いと感じます。やはり同世代の仲間や友達とリアルに会える環境がいいですね。

移住を考えている人に一言!

ぼくは、後先考えず行動するタイプで日本国内の田舎や海外にも住んだ経験がありました。
実際どれだけ調べても分からないところがあったので、一度来てみるのが一番だと思います。
ワーキングホリデーで移住体験をしてみるとか、実際来てみてから感じることができると思うので、ぜひ馬路村へ足を運んでみてください。



移住コンシェルジュ 山﨑絵美


今年の春で3年目を迎える平瀬さんは、「同世代の仲間がいる馬路村でこのまま定住したいと思っています。3年間の地域おこし協力隊の終了後の仕事と生活を考え暮らしていきたいです。」と笑顔で語ってくださいました。また今後、馬路村で新しい事業もはじめたいと考えているそうです。